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ヘルパーステーションけろけろ 

身体障害2級のだんなさんと要介護3の姑さんと4人の子供たちと一緒に、大阪から宮崎まで引っ越ししてきました。家庭と介護と仕事など、様々な生活の記録です。仕事で訪問介護員をしています。

認知症と食事について。今日の昼ご飯ならべてみた。

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姑さんはとにかく認知症になったであろうあたりから、もともと好きだった甘いものにこだわりが強くなりました。

現在は(というより宮崎に来てからなので、約10ヶ月ほど)あんぱんが1番のお気に入りです。

あんぱんといっても、1個で100円前後のものではなく、よくある4−5個入って150円程度の、あの少し小さめのあんぱん、あれがないと、食事になりません。

 

もともと、総入れ歯の調子を訴えていて、大阪にいたときには訪問歯科をお願いしていました。ただ、どうやら内科医、外科医、歯科医の先生方の見解では、かなり痛みに弱いタイプのようで、「痛いから削って!」と頼んではどんどん入れ歯を削ってしまい、あわなくなる…というのを、20年繰り返しています。なので現在、宮崎では歯科には受診していません。というのも必ず「痛いから削って!」になって、嫁が何か口をはさむとまた大騒動になるからです。それで、主人がこちらにきてからの歯科通院は止めています。(口腔ケアをしていないということではありません)

 

さて、その入れ歯の問題で、もともと「柔らかいものしか食べられない」という強い思い込みが本人にあり、これは他人からみるとわがままの領域であったようです。

 

でもこのように考えている高齢者はとても多く、よくディサービスなどでも言われますが、「おかゆは硬いから食べないというのに、牛丼の肉は食べていた!」というようなことがままあります。

 

これはよくよく考えたら、食べたいものか、そうでもないものか、で分かれているとよく考えればわかりそうなものですが、やはり集団でのケアの場合は、ある程度までしか行き届かないので(仕方ない部分ですね)「きざみ食」「ソフト食」などの対応はもちろんしていただけますが、「今日のこれはきらいだから、あれに替えてほしい」というようなことはできません。だって、その場にないものを持ってきて!と言われるのですから、いやーそれは無理ーとなるのは仕方ない…集団ですから。

 

でも在宅ですと、そのへん自由がききます。なので在宅だと、いうたら「わがまま」が通る、となってしまいます。

 

それはもちろん誰でもそう。わたしたちもそうですし、子供たちもそうです。それがお家のリラックスですもんね。家で気をつかって何か食べてる…って、それこそ、何時代やねーん、嫁いびりですかー笑 みたいな。

 

でも、正直いって、認知症の食事でのあれこれは、これは…経験していただくしかないように思います。どのように受け答えして、どのように持って行くのか、どのように食べてもらい、栄養を補給するのか。

 

姑さんの食事は、昨年、大阪にいたときには数年間、おかゆを炊いていました。何しろ当時は「絹豆腐が硬いから食べない」というくらいのこだわりでしたので。

でもおかゆってお米から炊かないと、いまいちなのね。ご飯から炊くと、ちょっとなんだかな、になりがち。技術が足りないのもありますけど。

何を出しても「こんなん硬いから食べられへん」となって、ざっ、とゴミ箱に捨ててしまう…ということが続き、こんな楽天的けろけろでさえ、かなりまいってしまい、ソフト食についての本を買ってみたり、様々なことをしてみましたが、…正直、お手上げ。

 

特に、そんな日が続いて、全然食べなーい!という時に限って、数ヶ月ぶりに実の娘さんがきて、えっ!!そんなん硬いんちゃいますか!みたいなのを「美味しいね!」とばりばり食べてるのを見ると…しょげる。

 

今はわかります、娘に会う高揚感が、食べさせているのです。そのかわり、娘さんが帰ると、メンタル落ちてしまって、今度は「お腹が痛い」「何か悪い物を食べたんだ」…いや違うから。

 

そこで、大阪にいた最後の1年は、ラコールという経管栄養剤を訪問医に出していただいて、栄養が不足すぎる時には1日に3パック、それでなくても、できるだけ1日に1パックほど飲んでもらいました。

 

いっときはラコール大好きになった姑さんですが(ちなみに似た系統のエンシュアは、大阪の前にいた愛媛で撃沈。絶対飲みません。強迫神経症によるこだわりが炸裂しています。)今年頭からは、少し嫌いになってしまって、少しお休みしていましたが、この2週間くらい再開しています。

 

ラコールは、宮崎でも出していただいて(これは通院している内科で)、さらには認知症の亢進により、ラコールが何かを忘れてしまい、毎回新しい気持ちでラコールを飲んでもらっています。少し前には「ラコールは、親戚やねん」と言っていました…まあそんなところですわ、身内よ身内。

 

そしてあんぱん。とにかくあんぱんを食べないと、あんぱんが食卓に置いてないと、不安で仕方ない様子なので、あんぱんは買ってあります…深夜、トイレに通い続けている(いや、日中もだけど)姑さんは、なぜかトイレの合間にあんぱんを食べているようで、5個入りが朝になると1個しか残っていない事もよくあります。

 

認知症の方がどうして食事で困った事になるのか、というと、もちろん理由があるのですが、まあでも…わたしたちでも、いまいち気分がのらない日ってありますよね…毎日しっかり食べて栄養ばっちりかって…ないやろ。あんまり目くじらたてなくてもなあ…ても思いますが…でも、やっぱり気になる場合は気になるし。

下のリンクをクリックすると、「拒否(食事の拒否)」という記事にいきますのでご参考までに。

 

sodan.e-65.net

 

それで、うちの姑さんはとにかく、食事ほんともうたーいへーん!くらい笑

 

今朝も「口の中が痛い」といってほんまに食べへん。

昨日のディでも食事については主菜副菜全部で、半分しか食べてなかった様子。

実は、あんぱんしか食べない!!と先週なかなか大変だったので、栄養が偏りましたか、口内炎ができているのでした。痛いから食べない。でもあんぱんしか食べない。おかゆも食べない。うーん。

 

昨晩のは、おかゆに「梅干しが欲しい」というので「でもしょっぱいかもですよ」と言ったら「絶対食べる」となり「鮭のほぐしたのはだめかしら」というと「そんなん食べた事ない」となり、昨年漬けた梅干しを出したのですが、ひとくちかじって「こんなしょっぱいものは嫌いだ」と言って、食べない。捨てにかかっている。でもそんなにしょっぱくない。あれまあ…「梅干し食べたいって言われていたのですけど〜」と言ったら「言うてへん」「こんなしょっぱいものは食べない!」になっていた…言うた事は忘れてしまいます。

 

これが様々なおかずについて起こるので…時間もかかりますし、労力も必要です。なので、いらっとするひともいますし、それこそ虐待も起こりえます。と思います。だって、介護者である自分がご飯食べる力、失せます。

 

というわけで、今日のお昼ご飯。

 

鮭がゆ。(ほぐした鮭は、見ると食べないというんだけど、混ぜ込むと普通に食べる)

延岡で買ってきた鶏南蛮をほぐして、玉ねぎと一緒に炊いて卵とじ。(鶏南蛮はやっぱり「そんな硬いもん食べへん!」言うたけど、こうすると食べられる。というか、食べてはった。)

カステラの切れ端。(安心感のため。というのも、口内炎があるから、昨日からあんぱんお休み。でもあんぱんくらい好きなカステラの切れ端を横に配置すると、食べる気になるらしい。)

ヨーグルトにいちごジャム。(ヨーグルトはあんまり好きじゃないんだけど、あまりに最近バランス悪いので、ジャムつけて。チンしないと絶対食べないけど。)

バナナ。(バナナはすごく好きみたいだったんだけど、切ると黒くなるから、一応1本配置。でもお昼に結局食べなかった。)

 

これで、おかゆはほぼ全量、鶏南蛮の煮崩したのは、2/3程度食べていた。

ヨーグルトはまあまあ成功。甘くしたからね。

 

今朝ラコール1本飲んでるから、まあ少し安心だけど、果物も、りんごを煮ても「硬い」ということで食べない…でも羊羹は食べる…泣

 

姑さんの食事ついてあれこれ考えるたび、

 

「施設とか行ったら、このひと、いけずされちゃうんだろうなー」と思ってしまったり…そんな施設ばっかりじゃないとは思うんだけど、けろけろが実習した西成の施設とかでは、スプーンで口をこじ開けて、中におかずを突っ込んでたもの…こわいー

 

とにかく食事中も、とてつもなく要求が多いのだけど、その通りにしても、ひとくちで食べなくなって捨てることになる食事がほとんど…。そのとき、本人が欲しくないもの(並べて初めてわかる)が並ぶと「こんなん、歯のいいひとしか食べられへんのに…」と言っちゃうし。品数が少ないと「こんなん食べるものない」と言うし。どないしよう…と思うこともあります。

 

でも、嫁も根性ついてるので、ダメージはもう受けない。

 

ただ、在宅だからなのかなあ…だからなのかなあ…

と、悩みは尽きないです。

 

さて、晩ご飯だ。

どないしようかな。

 

ちなみに、全く関係ありませんが、ここ最近のけろけろのヒットは、豆乳ヨーグルトにメイプルシロップをかけるの。おいしーい。さいこーう!笑

 

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看取り学初級・中級、受講しました

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どうしても受けたい!と本当に初めて心から思った講義、看取り学の初級、中級を受講しに大分市へ。

前日に鹿児島の隼人に主人と同行していますが、金曜に相談したら「車で一緒に行こう〜」と言ってくれて大感謝!だって特急だと車より時間がかかってさらに料金もなかなか。

ただ心配だったのは姑さんのご飯と服薬ね。

でもちびっこががんばってくれて、朝ご飯は一緒に。服薬もちびっこが言ってくれる。(準備はママ)

朝4時半に起きて、ちびっこと姑さんの朝昼晩のご飯とおかずを準備して食卓に配置!(もちろんあんぱんも必須!)カステラの切れ端シリーズもばっちりです。

ちびっこはお昼にお友達のお家に遊びに行くのでお弁当。

お友達には「お弁当手持ちで行くね!」と金曜にLINE。お友達もよくお弁当手持ちでうちにくるの。

結局晩に聞いたら、3人のお友達と遊んで、3軒訪問したらしい。笑 楽しい日曜日。

 

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看取り学、実ははてなブログつながりで、訪問医の先生のところの記事で初めて知りました。とてもとても感銘を受けて、いろいろ考えて…南部九州では講座の開講がなかったのですが、大分…ならいけるかも!と思っておそるおそる長崎の研修所にご連絡したら、快く応対くださいました。(写真はお昼休憩で探したドーナツ屋さんでのセットね)

kotaro-kanwa.hateblo.jp

 

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大分は、実は小学校の修学旅行以来、市内に来たのが初めて!

 

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おいしいドーナツ屋さんでした。

商店街の雰囲気が松山の大街道に似てるように思いました…。

 

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看取り…

いろんな道筋で、本当に偶然といってもいいような状態で入った介護職の世界ですが、訪問介護の中で、ターミナル期の独居の方々、また認知症の独居の方々への扱い…のひどさ、人間の尊厳はいったいどこにあるのだろう?という疑問を持ちながらずっときていました。

 

ノックしてドアを開けたら亡くなられていました…ヘルパーをしていたら、可能性のあることです。でもその後、事業所の保身や、様々なことがからみあって、その死そのものも曲げられてしまったり…大きなことを看板にうたっていても、実際には「あ、なんだ、死んだんだ、また入金が減るね」みたいなことが平気で話されている現実に、心が砕けてしまっていました。

 

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ひとがひとり、この世の生活を終えていかれる際に、いったい何が大切なのだろう?どのように声をかけたら?どのように触れたら?ずっと疑問に思っていたことです。

 

言葉で「こうこうだよ」と言うのは簡単です。

でも、本当にその場で、いったいどうしたらいいのだろう…

技術、ということではありません。向き合い方というほうがいいでしょうか…

 

そこで知った看取り士の世界。びっくりしました。

抱きしめて看取る…それはどうやって?どうしても学びたいと思ったのです。

 

マザーテレサの思いに共感された代表者の方が、「死を待つ人の家」のようなすてきな場所を作られて、実践してこられていました。

そこで何が行われているのか、どのように看取るのか…生活の延長線上の死、というものが、どれだけ大切で幸福で暖かい感謝に満ちたものなのかを知りたいと思いました。

 

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帰り道の日向灘

 

宮崎から大分まで約2時間半。(主人は飛ばすから。笑)

 

親を、家族を看取る、愛をこめて送る。

 

誰にも必要とされていなかったように思っておられる、たったひとりのひとを看取る。

独居の方、施設の方を看取る。

様々な疾患の方、老衰での方、共にいて看取る。

 

すごいことだと思います。

 

これから、この深い世界にもっともっと静かに、降りていきたいと思います。

わたしの、運命を変える出会いでした。

 

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在宅介護中の友人にケーキを渡しに

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おとといの土曜日に、主人の出先にちびっこと同行して、隼人に。鹿児島県内です。

今回はお土産にマンゴーのリングケーキを焼きました。写真の左端、まだ焼いていない状態のものがそうです。

前に、マンゴースライスを、柔らかいからそのまま、と言って蒸しケーキにいれたら、相当なことに(笑)なったので、今回は混ぜる時にしっかりカットしてみました。

マンゴーは缶詰です。

ちょうど5月25日から宮崎の完熟マンゴーの日とかで大売り出しですけども、高価なのですよ〜「太陽のたまご」とかね!

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これがマンゴーケーキの焼き上がり。

味はなかなか良かったです。

マンゴーってケーキに入れると、ジャムみたいなペーストみたいな感じになりますね!

バナナケーキは、ひとつは宮崎のほうの集会用に、もうひとつは、隼人におられる方でなかなかお会いできていなかった方へのお土産に。

ご両親の介護でお忙しいかたなので、ささっとお渡ししようと用意しました。

実はずいぶん以前からメールでの交流はあったのですが、お会いしたのは今回初めて!でも初めまして!っていう感じでもないんですね!懐かしい〜!って言う感じで、嬉しかったです。

ちょうどご両親の眼鏡あわせに他市にお出かけになっていたのですが、ご連絡して、それならここに置きますね〜という話になり、帰りに立ち寄ってそのままケーキを置いて帰ろうと思っていたところ、ちょうど帰宅されたので、お会いできてラッキーでした。

介護体制にある方の場合、こちらの都合でご予定を変更させても申し訳ないし、かといって、なんというのかな、友人同士の交流に変な遠慮もいらないと思っています…介護体制にあるから声かけはしない、みたいなの困りますよね〜

また次回隼人に行ったらお会いできたらと思っています。

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姑さんの治験検診で阪大病院日帰り

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今週の月曜日は朝イチの飛行機で、大阪日帰り!でした。

うちの姑さんは、5年前の愛媛から大阪への異動した春に、もともと計画していた阪大病院での治験に入りました。心疾患です。

その時に、国の治験であるので、検診には来てほしいとのことでこちらも承諾しています。大阪に住んでいた時は全く問題なく行けていた通院ですが、宮崎にきてみれば、これはなかなかの道のりでした!

姑さんは現在要介護3、歩行にかなり問題を抱えており、また何よりも認知症強迫神経症での移動時の問題があります。

今回の通院についてはケアマネともいろいろな相談をしてきましたが、とにかく無事に行って帰ってくる事が大切!ということに落ち着きました。

実は朝でかける前(直前)に、2回、トイレのあれこれが起こり、着替えたりなんだったり…。もう行かないと〜!と思いつつ、実はこうなるだろうと思っていたのでした。

だいたい出かけるとなるとこういう感じです。

空港に着いて車から降りるのがまた大変…車の乗り降りは高齢者がひっかかる大問題のひとつですが、本当に大変〜

その間に搭乗手続きと車椅子を借りる…この日に限って、前日欠航便があったとかで、空港が混むわ混むわ!!!だいたいこんなもんですよね…

さらに車椅子を借りると、空港のスタッフが押してきてくれて、こちらは横について歩くから楽々でした。

今回は朝早い便でしたが、飛行機に乗るのにタラップを使わないタイプだったので、本当に良かった!!車椅子からいったん降りて、機内に入るのも杖歩行でしたけれども、本当に大変でした。直前に席を変更してくださっていて、最前列になり、広々していてとても良かったです。姑さんは何よりトイレを気にしていて、席は通路側。けろけろは窓側。トイレは「行きたい」と言いましたが、離陸して安定するまではCAさんにも静止されて、なんとか。

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伊丹空港が近づくと、大阪城公園大阪城や、天王寺あべのハルカスも見えて、わあ〜住んでいたあたり!!

そして梅田を過ぎて淀川を渡る…見えてきました!

淀川沿い、阪急の十三、JRの塚本駅周辺です。

この写真の中には、けろけろが訪問させていただいていた利用者さん(のお宅)が複数あって、懐かしい〜!!!

よくケアの後に、淀川の堤防から梅田方面を見たなあ〜

雨の日も風の日も台風の日も、訪問介護の日勤でがんばっていた懐かしい場所でした。

たくさんの利用者さんたちの御健康と、楽しい毎日を過ごされる事を祈ります。

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姑さんの通院は、伊丹空港で主人の弟(といってもけろけろよりとても年上)が迎えにきてくれて(ちょうど仕事がお休みの日でラッキー!)そのまま阪大病院へ直行です。

大阪大学付属病院は吹田にあるのですが、思ったよりもスムースに到着できました。

何しろ予約が入ったのは、昨年、宮崎に引越す前でしたが、診察は午後、その前に、血液検査、心電図、胸部レントゲン、さらに診察の直前に心エコーと検査山盛り。

その度に、盛大に肌着やセーターを着込んでいる姑さんは着替え。

この盛大な服装で朝も一悶着あったのですが、あまりもめても「行かない!」となるので、とにかくある程度で…。でもやっぱり着脱が大変でした。というのも…姑さんは「寒いから着ているのに!」と言うのですが、けっこう汗をかいているのです。それで着脱したら、それは汗のために冷えて感じたり…。

検査をはさんで、昼食に義弟が連れて行ってくれました。

姑さんが「寿司!」と言ったので近場の回転寿し。

姑さんは寿司は上の刺身の部分しか食べない(ご飯が硬いから)ので、残ったシャリ部分を、いつもは主人、今回は義弟がせっせと食べていました。

けろけろは…あおさの汁が美味しかったあ!!緑色でええわー!!!

 

診察は、もともと治験は心臓外科のグループでの診療でしたが、最初の担当医がちょうど3年ほど前に渡米されたので、ここ3年ほどはグループ内の別の医師が担当してくださっていました。なので昨年夏もその医師にお会いして、今回の予約を入れていただきました。

今回診察に行ってみたら、おおっ!渡米された医師の名前が!帰国だ〜

というわけで、久しぶりにもともとの医師とお会いしました。

開口一番

「5年たちましたねー」

そうですー治験から5年たちました。

「これから7年、10年とがんばっていただきたい。」

ということでした。

ここからが本当の治験だそうです。

同じ治験で最高7年のデータがあるそうですが(5年前ね。現在はわかりません。)10年を目指してほしいとのお話でした。

できるだけ宮崎から飛んできてね〜(って、そうなのねー)とのこと。

なんでも阪大病院には、鹿児島から飛んできている治験の患者さんもあるそうです。

(でも鹿児島は飛行機の便も多いのよね…)

ここまでは姑さんは気合い!?で受け答えも7割くらいスムースで、たまに、あら?ということはあるものの、特に問題なく診察終了しました。

 そしてまた義弟に(しつこいですけどけろけろよりよっぽど年上だからね笑)伊丹空港に送ってもらい、義弟とお別れ。このあたりまでは姑さんはよかったの。

ところが、さあ、では晩ご飯など食べて搭乗時間を待ちましょうかとなったとたんに、いろいろなことが起こり始めたよ〜

たぶん…大阪行きという大大大外出の緊張感と、ほぼ1年ぶりに次男(義弟ね)に会う緊張感と(これも緊張してるらしい)そういうのが、空港でけろけろ(嫁ね)と2人になったら、あらもう家に(宮崎県という認識は乏しい)帰るのね〜になって、すごいことになっちゃった感あります。

空港内をうちのちびっこ(9歳)が友達と2人で走り回ってるから、どこへ行った〜とか、土産物屋で土産を買う!と言ったと思ったら、1階のロビーで大相撲中継を見るんだ!土産なんて言ってないよ!とか…土産物を買いに走ったけろけろがダッシュで戻ったら「何も言わずにここにほおっておくなんて!」と怒っていた…まあこういうのは自宅でも頻繁にあるけど…

結局、フードコートで晩ご飯を食べる事になったんだけど(あれこれ種類があるほうが良かったみたい。スタバとか無理だし。)どうしても食べる!と言っていた明石焼が気に入らなかったみたいで、ちょっともめもめ…笑 

姑さんの場合、以前から食べ物には相当こだわりがあって、これは多分、飲食店をしていたからだと思うのだけど、強迫神経症はずいぶん若い頃からあったようだから、ごちゃまぜになっているのかな…それとも外出の高揚感かしら。

でもとにかく晩ご飯も食べられて、服薬もしてもらい(入れ歯をコップに出したりしたけど、誰も見ていなくてよかったよかった)お土産も買ったし、搭乗するだけ!になりました。

搭乗の時にびっくりしたのは、直前にメールで搭乗口が変更になったのは知っていたけど、なんと!それはうちの姑さんが階段の上り下りが厳しいと手続きの時に話していて、その時はバスで飛行機近くに行って階段を登るタイプになっていたから「あ、でもスタッフの方に手伝っていただけたら私もいるし大丈夫です!」と言っていたのだけど、そのために階段なしのスロープで搭乗できる搭乗口に、空港が変更してくださっていました!!びっくり!すばらしい!なんてすごいのANA!!

おかげさまで、「きっと階段なんだろうなー」と思っていたのが、あっさりスロープで車椅子で楽々!になって、本当に助かりました!

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伊丹空港はきれいな夕焼け。

実は空港内で搭乗を待っている間に、主人から「ちびっこと晩ご飯〜」というLINEがあったのだけど、それを見ている合間に、なんと鹿児島の主人の仕事先の方の訃報がはいり、速攻で伝えて、主人はそのまま鹿児島へ行く事に。

ちびっこは、けろけろと姑さんが帰宅するまではお家でお留守番になりました。念のため宮崎の知人に連絡したら、なんと様子を見に行ってくださっていた!助かります!

帰りの飛行機は宮崎行き最終便。

やっぱり大阪日帰りは疲れるけど、でも空港と阪大病院を往復しただけだし、まあなんとなく待ち時間にゆっくりできたから、予想よりは楽でした。

助かりました。

来年もまた阪大病院に通院ですが(予約は行っていますし)その時まで、姑さんがなんとか車椅子でも外出できるように、ADLを保ちたいけろけろさん。

さすがに…要介護5とかになっていたら、ストレッチャーで行くというわけにもいかないし…(ストレッチャーで列車の旅を楽しんでおられた障害者の方はあったそうですが、通院となるとちょっと…)

今回の大阪日帰り通院は、たくさんの方々にご心配いただき、手助けしていただき、本当に大成功!よかったです。

助けてくださるたくさんの方々に心から感謝です!

また来年もよろしくね!笑

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母の日のプレゼント

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日曜日は母の日でした。

うちのちびっこは、土曜日の夕方に、お友達と花屋さんに行って
ママ用にカーネーションを買ってきてくれました。

お友達と一緒に計画していたようです。

かわいいピックもついていました!

 

すてきだねーありがとう!

 

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さらに、晩には、ママの教課用にしおりを作ってくれました。

色鉛筆で塗ったものをコーティングしてありました。

いつも手芸に使うふわふわ毛糸がついています。

 

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千葉にいる長男からは先週、母の日カードが届きました。

おお~ありがとう!

 

日曜の晩には、広島にいる次男からおめでとう電話がありました。

おおお~ありがとう!!

 

長女はそのうち連絡があるのかな。笑 中学の寮は、電話もままならないので
よいことにしている母。笑

 

日曜は姑さんがとにかく不調で大変で、1時間にほんとーーーに6回くらいトイレに行き、よろよろと肌着も下げたままで、その度に転倒しそうになり、さらにはトイレに入る度に私の名前を呼んであれこれ。

足踏みしてしまって便座に座れず…こちらからこうしましょうああしましょう、などと話しても全然通じない。

手をとってあれこれしても全身が緊張してしまっていて、がちがち。

とにかく転倒しないように工夫しては座らせ、でも何もでない…

また立ち上がりからしてみて、なんとかかんとか自室まで3m程度の廊下を支えながら戻り、部屋に入る…2分ほどして「トイレー!!」というのがほんとーーーーにずっと。

これが朝から晩までずっと続きまして、ちょっと疲れましたが…

夕方買い物に行って(姑さんは寝ていた)少し気晴らし。

主人は、そういう母親をみていろいろ言ってしまったり、なかなか受け入れが厳しい様子。

姑さんの生活もかなりハードになってきています。

というような母の日でした。

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L.M.モンゴメリのモック・チェリーパイはお母さんの味

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赤毛のアン」で知られるL.M.モンゴメリの人生はあまり知られていませんが、興味のある方も中にはおられて、様々な研究本が出ています。

実は、モンゴメリは当時のカナダの中でも厳格なほうのキリスト教長老派教会の牧師の奥さんでした。ここまでは知っている方もありますけども、実は、モンゴメリはけっこうな晩婚で、それも介護のために(というか終わってから)結婚したわけなのです。こういうことは当時のカナダではわりとあったようで、アンの本にもそのような女性の記述があります。

モンゴメリの恋愛もなかなかパッションがあったようで、気に入っていた男性とはどうしても結婚できない環境にあった様子(当時の身分階級などもあり)、結局はユーアン・マクドナルドという牧師と結婚しました。当時は牧師というのは知的階級で村や町の指導的立場に立つ人、という認識であったようです。

ところが、ユーアンには愛情というよりはある種の義務的、生活のため、という理由づけで結婚したところ、彼は神経症を患ってしまいます。

息子が2人授かったのですが、結局は、アンの続編を書きながらも、教会の牧会(牧師の仕事)をハードにサポートしながら、また教会青年会の劇の台本を書いたり様々な役割を持ち、婦人会の台所仕事も指導し、村の方々には助言をし、…目の回るような忙しさだったはずなのにそれを感じさせない気遣いの方であったようです。すごすぎます。

息子2人はそれぞれしっかり成長し、そのひとりスチュアートは医師になったのですが、学生時代に住んでいた寮に、母であるモンゴメリが作って持ってきてくれるのを友人と一緒に首を長くして待っていた、というのが、モック・チェリーパイです。

モックというのは「まがいもの」という意味のようで、モック・チキンパイ、というのもあるのですが、このモック・チェリーパイは、チェリーを入れないのに同じ味がするというパイでした。

このモック・チェリーパイは、モンゴメリの死後、そのレシピがわからなくなってしまい、息子のマクドナルド医師はそれを懐かしんであちこちでその話をしていたようです。

そして、かつてモンゴメリが暮らしていたキャベンディッシュの牧師館に手伝いをしてしばらく住んだことのある、アニータという料理人がそのレシピを持っている事があとあとわかり、ついにマクドナルド医師にそれを作ってさしあげられる、という直前、彼は心疾患でこの世を去ったのでした。

息子が大好きで大好きでどうしても食べたかったお母さんの味、モック・チェリーパイ。現在は、レシピが本に載っています。

チェリーの替わりにレーズンとクランベリーを入れるのですが、昔のレシピなだけに砂糖がけっこう入るようで、レシピ本のほうでは少し控えめに調整されていました。(もちろん元々の分量で作る事も可能です)

今回は、上にパイ皮をかぶせずに作りました。

添えるクリームを豆乳クリームにしてみました。

実際にはなかなか甘いパイですが、そうかーこれがマクドナルド医師のお母さんの味なんだ、お母さんがどんなに有名な作家でも、彼にはひとりの普通のお料理上手のお母さんだったんだ、としみじみしてしまいました。

 

レシピ本はこちらです。興味のあるかたはぜひ。

https://www.amazon.co.jp/赤毛のアン-レシピ-ノート-L-M-モンゴメリの台所から-モンゴメリ-L-M/dp/4887214014/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1494772850&sr=8-1&keywords=赤毛のアンレシピノート

 

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運命が回りだす音が聴こえた

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ここ2ヶ月ほどは、様々なことが起こっていた。

生活上のこと、仕事上のこと、子供のこと、夫のこと、姑のこと、それは飛び散ったひとつひとつのパズルのピース。

 

人生にはどうしてもどうしても知りたいのに、どうしてもどうしても理由がわからないことが起こることが、ある。

 

この1年のわたしがそうだった。

 

なぜ、いま、どうして、これが。

なぜなの。

 

そんな思いを抱えながら、人生は進んでいくのだろう。

 

この2ヶ月の間に、40年前の出来事が、なぜ起こったのか、わかる出来事があった。

 

こんなことあるんだ。

 

いまわかった、その答えは、

 

「あなたが大好き」とある人に言うため。

40年かけて、やっとわかった答え。

なんて、なんて嬉しいことだろう。

 

そして、もっともっとたくさんのパズルは床に転がって

こんなのわかんないや、と思ってぱらぱらと拾っていたけれど、

 

今回、鹿児島に研修に行って、

さらにそこでは、まさか、と思うような出来事があった。

 

わたしは勉強にきたのに、どうしたの

 

そう感じていたけれど、もうわかった。

 

長い長い道のりを、距離を、時間をかけて、

その場に、わたしは備えられたのだ。

 

たったひとこと、

 

「あなたが大好き。大丈夫だよ。」

 

それだけを言う為に。

 

その瞬間、

 

ぱちん、とパズルのピースがはまって

 

運命が回りだす音が聴こえた

 

何年も何年も、

いくつもいくつも、

笑顔も泣き顔も、

 

備えられていた。

 

あの瞬間も、

この瞬間も、

これからの私の道を示している。

 

なんて、なんてすてきな計画があったのだろうと

 

いま、ひとりでそう思っています。

 

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