ヘルパーステーションけろけろ 

訪問介護員。介護福祉士。IUGRによる帝切含め、帝切4回。要介護3の姑を在宅介護。

トマトは湯むきでお願いします

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訪問介護の仕事についてから、生活援助で調理もかなり入っています。やはり家庭の主婦であるということから、そのあたりも期待されてのことだけど、これがなかなか!

うちは姑さんが総入れ歯で相当歯茎の状態も弱く、また痛みにも弱いことで、訪問歯科をお願いしたりするくらいだったので、自分なりに柔らかい食事について勉強しているつもりだったのだけど、仕事で大先輩ヘルパーさんたちからたくさんのことを学びました。

「おいしいごはん」ってその人にとってのおいしいごはんであって、ヘルパーがそう思うおいしいごはんと違います。たとえば、食感が大切だとヘルパーが考えたとしても(シャキシャキ感とか)利用者さんが噛めなかったりしたら、それは「残念なごはん」になります。

そこには、調理が上手とか、料理好き、とかではなくて、相手がどんなごはんが好きで、体調はどうで(疾患とか服薬とか)どんな味付けが好きなのか、とかについての、リサーチと想像力が必要です。

前の事業所でもすごく調理が上手な大先輩ヘルパーさんが複数おられて、同行させていただき勉強しましたが、たいてい生活3で1時間の中で、茶わん蒸し、煮込みハンバーグ、サラダ、和え物と作って、さらに台所の片付けも完璧!ってすごかった。茶わん蒸しの中もきちんとユリ根も鶏も入っていて。たまげました。(まあ、ユリ根があるお宅というのもすごかったけど)

さらに今の事業所に来てみたら、障害の方々への細かな心遣い、これはもう本当にびっくり。頭がさがりっぱなし。自分の至らなさにもう穴があったら入ります。

障害の方々の場合、筋肉の動きや手足の状態によっては、食べ方や食べられる形が、それぞれ違います。そこをひとりひとり考えて、一番ベストな状態を探していきます。

プチトマトの湯むき、初めてしましたが、そうだよ、プチトマトの皮はけっこう固いんです。自分ではこのぷちっと感が楽しいと思っていても、それは顔面の筋肉に麻痺があったり、入れ歯の調子が悪い方にとっては、つらい固さなのですよね。

細かく切りすぎても今度はスプーンじゃないと食べられない。そういう問題もあります。

ほんの少しだけ片栗粉でとろみをつけることで、あっさり食べやすくなる方もあります。

ほんの少し柔らかくすることで、おいしいと言ってくださる方もあります。

また、ガスコンロがカセットコンロだったり、1つしかなかったり、レンジがなかったりということもままあります。手順も大切。清潔も大切。彩りも大切です。

その方にとって、一番ベストな食事の形態を探るって大切。でも、「ごはんおいしいね!」と完食してくださったら、一番うれしい。

自分が家での介護で、そういう優しさや思いやり、想像力が足りなかったな、と自覚しました。

訪問介護をし始めてから、自分が一番得をしたなと思います。

さて、宮崎県ではどんな味付けかな。四国や関西とはまた違うでしょうね。これは楽しみ。利用者さんにも教えていただけたら嬉しいです。

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