ヘルパーステーションけろけろ 

訪問介護員。介護福祉士。IUGRによる帝切含め、帝切4回。要介護3の姑を在宅介護。

私の実母は40代で乳がんになりました

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けろけろです。

私の実母は、40代で乳がんになりました。ステージはⅡでした。

当時、高校生で寮生活をしていたけろけろにある日実家から電話がかかってきて、

父が「お母さんが病気になったから、今から電話をかわる」と言い、それから出てきた母が「お母さんがんばるからねー」と涙の電話。…でした。

当時、私は高校、妹は中学で、同じ敷地内で寮生活を送っていたけれど、すごいショックで、「なんとか早く嫁にいって、孫の顔を見せなければ」と唐突に考えたことだけ憶えています…。高校生で嫁!ってねえ。でも本当にそう考えたのでした。

実母は当時住んでいた愛知県のがんセンターで手術を受けましたが、右の乳房のみならず、リンパ節、筋肉などほとんどすべてごっそり取り除き、そのかわりと言ってはなんですが、放射線治療は受けませんでした。筋肉も何もかもなくなったので(当時はそういう手術だったらしい)右手はほとんど上に上がらなくなりましたが、私も妹も、そんなもんなんだ、と思っていましたし、死んでしまうと思っていた母が生きていたので、それで文句なしみたいな感じでした。

退院後の実母は、しばらくはがんセンターで同室だった方々と手紙や電話でやりとりしていたようですが、ひとり亡くなり、ふたり亡くなりして、どんどん友人が亡くなることに耐えられず、連絡を絶ちました。仕方ないですね。

手術の時は学期中だったから私も妹もいませんでしたが、夏休みなど長期の休みに帰省したら、母は夜中に傷や周辺が痛んで痛んで、毎晩眠れずに大変でした。夜中になると泣き声は聞こえるし、父が背中をさすっても「痛い痛い」と大変だった記憶があります。結局、深夜の泣き声は2年続きました。明け方まで母は眠れなくて、その頃から「ラジオ深夜便」というのをよく聴くようになりました。結局はあまりにイヤホンでラジオを聞きすぎて、あとあと難聴になってしまい、さらには突発性難聴もして、片方は失聴してしまいましたが…。

思いもかけず、実母は長生きしています。乳がんの手術後10年までみないと、と言われて、遠くに転勤しても名古屋に通院していました。その後、乳がんの術後5年ほどで甲状腺に大きな腫れが出て、こりゃ絶対転移だわ、と思ったのですが、甲状腺の腫瘍でした。関連性があるのかはわかりませんが、この腫瘍は結局、3回できて、1、2回目は首を切っての切除、3回目は内容物を抜いての様子見で、なんとかしたようです。ちょうど甲状腺の手術のあたりでは私も東京で仕事していましたが、有休をとって世話に西宮に戻ったりしました。(そうそうその頃は西宮)

実母が乳がんになったのには理由があって、実は更年期障害での偏頭痛のために、ホルモン注射をしていたようです。当時かかっていた外科医に「このホルモン注射では、乳がん発生の確率が上がる」と説明を受けていたようでしたが、あまりの偏頭痛に数回注射してもらったそうでした。その結果、入浴中に自分でしこりを発見したようです。

当時、何が一番しんどかったかといえば、うちの家は、宗教的な理由もあって(キリスト教で)肉食はできるだけ避けたり、添加物も避けたり、玄米や菜食に努めていたのですが、実母が乳がんになったことで、いらぬうわさをたてる人たちがいたことでした。どこの世界にもそういう暇なひとっているものです。

「あの奥さんは、暴飲暴食を繰り返していたに違いない」という噂は、実母をとても追いつめたようです。もともと神経が細やかなひとですしね。

私も妹も、わざわざ子供の目の前で母親の悪口(に聞こえる)を言うひとたちに深く傷ついてしまいました。思春期だったし仕方ないのでしょうが、くちさがないひとたちというのはしょうがないですね。

結果、なんだかんだいいつつ、脊椎間狭窄症、脳腫瘍、甲状腺腫瘍、糖尿病、狭心症、などなど、てんこ盛りに病気のある実母ですが、孫も6人見たし(けろけろ4人、妹2人)80代になって、とりあえず通院まみれではあるけれど、楽しみを見つけながらの人生になったのは感謝なことです。

ここ最近、話題にもなっている海老蔵さんの奥様の麻央さんの病状、気にしています。

彼女のブログも毎日チェックしたり、海老蔵さんのブログもみたり。(子供さんたちかわいい!)

けろけろが参加しているSNS内では、流れてくる記事の中に、麻央さんの写真を載せて「死相が出てる」とか「西洋医学に頼るからだ」とかいろいろ書いてありますが、…真剣に病気に向き合っている妻、母であるひとに対して、あまりに失礼。

たとえそういう意見を持っていたとしても、彼女の苦しみや悲しみや涙、ご家族の気持ちに添えないのであれば、意見を言うこと自体が失礼だと感じています。夜中に痛くて泣いたり、苦しくて叫んだりすることがたくさんあっても、前向きに日々を生きているひとに失礼なことを言ってはいけないのです。個人の意見を、麻央さんのブログを引用したり写真を添えたりして「西洋医学がなんとか」とか「こんな治療はどうこう」とかってこきおろすのは、品性を疑うし、やっぱりきらいやなって思います。本気で彼女や家族のことを考えるなら、まずは回復を祈ること、どうしてもなら、事務所に連絡して意見を述べに言ったらいいのになあ。自分の労力を使わず、ネット上で批判するタイプのエコや自然主義のひとたちは苦手です。あなたの隣であなたのことを考えていますよ、っていう優しい気持ちを持って欲しいです。

実母は運良く生き延びましたが、麻央さんも今戦っている最中。がんばれ。お祈りしてるぞ。かわいい子供2人も待ってるぞ。泣 あなたに祝福がたっくさんたっくさんあるように祈っています!

可愛いマカロン、むかーし東京で病院の医事課に勤めていたときの職員さんからいただきました!!すっごいびっくり!!そしてありがたーーーい!!すっごくおいしーーーい!!ひとがひとを思う力に感動した出来事でした。

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