ヘルパーステーションけろけろ 

介護福祉士です。訪問介護しています。重症妊娠中毒症による子宮内胎児発育遅延で緊急帝王切開してから出産の度に帝王切開しました。小中高大4人の子供、身体障害者の夫、要介護3で認知症の姑さんがいます。大阪から宮崎への引越しと、そのあとの毎日の記録です。

姑さんのトイレ問題その他の理由がはっきりした

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姑さんのトイレ通いが止まらなくなったのは、もう4−5年になります。

最初は夜間のトイレの回数が異常に多い、と気がついたのですが、何しろ、夜間に起きているのがけろけろ一人だけだったので、なかなか信じてもらえず。また本人は「自覚」がありませんから、本人にきいても「そんなことない」で済んでしまっていました。

大阪に住んで2年ほどたち、ちょうど腰椎圧迫骨折の2回目をしたあとあたりから、昼間も頻繁になってきました。でもこれもまた、昼間に家にいたりいなかったりするのは(仕事に出ていたので)けろけろくらい。子供たちは学校だし、主人は別室で仕事しているし。なのでこれも、なかなかわかりづらい。ケアマネにも相談しましたが、実際のところを見ているのはけろけろのみ。

ある程度までは誰かに相談して「どうしたらいいですかねー」とか言っていましたが、あまりにも反応が薄かったり「お嫁さんだから大げさに言ってる」と言われたりすることに深く傷ついて、「もうどうでもいいや」状態に。実際、介護中の家族でこういう状態になるケースは多いようですね。家族しか見ていない状況を説明してもわかってもらえず、絶望してしまうケース。

ただ、腰椎圧迫骨折の後は、ディケアに行ってもらうようになんとかケアマネをお願いしたりしましたので、その方にはご相談して、いろいろご意見をうかがいました。ただ、やはり、確定診断はしっかりつけないといけないよ、とのこと。そしてそれはおそらく精神科。これが敷居が高いどころかとんでもないということ。他人が言うのは簡単でも、精神科に確定診断を受けに家族を(血縁の)受診させるのは、やはりためらわれるのが日本の社会でしょう。

その後、整形外科医との折り合いが悪く、訪問医にお願いしたりとか、歯科も転々として結局折り合いが悪く、訪問歯科をお願いするようになったあたりで、訪問医のほうから「一度確定診断のために、精神科を受診してほしい」との意見が出てきました。正直、そう言ってくださる方を待っていました。だれも言ってくれなくて、「それはあのひとはもともとそうなんだし、嫁が悪い」と言われてきましたので。

訪問医から「血縁の息子が決断して受診すること」とのお話があり、そうだそうだと話してみたら、主人も納得して、やっと!と思ったら、大阪から宮崎に転勤になりましたので話が流れました。確定診断後、投薬等落ち着くまで半年は見ないといけないとのこと、なので引越し前提では苦しいということで、宮崎で探しましょうとなりました。

その頃、ちょうど姑さんが腸閉塞になり緊急入院と開腹手術となりました。その後、HCU(ハイケアユニット)にいた時に、腹部排液ドレーンを自分で抜去してしまったりして、拘束服を着ることに。またその後、移った4人部屋では、トイレのナースコールを3分おきくらいに一晩以上鳴らし続け、看護師から階の移動を通告され、次の病棟では、同室の方に嫌がられて同室拒否で個室に移動、看護師もナースコールでは来てくれず、センサーマットを敷かれる状態になりました。この頃になって、主人が「何かおかしい」と感じたようです。どうして夜間、ずっとトイレコールを鳴らし続けるのか、しまいにはナースステーションに車椅子で座らされているのか、センサーマットがあってもなぜあちこち移動しては、何も出ないのにトイレに日に25回も行くのかなど。

姑さんはもともと、(20年以上前から)トイレに入る時には「不潔だからきれいにしないといけない」といって、ティッシュやキッチンペーパーを持ち込んで、まず便座などを自分の納得いくまで掃除して、さらにそれから上に3枚下に3枚の肌着や、その上の服をあれこれしてトイレに座りますので(でも何もでない)時間が1回につき、約20−25分かかります。そして現在ですと、トイレから自室まで2m程度歩行して部屋に入ったとたんに「もれそう」と言ってまたトイレへ…というのを繰り返しています。ので、他の家族は、トイレに行けない状況が続いています。ここ3年ほどは本当にこの状態で、特にうちは子供の数も多いので、子供たちが寮生活から帰省している夏休みなどは、トイレに行きたいのに行けないストレスで大変でした。いついってもトイレには姑さんが座っているのです。(冗談だと思ったかたは、うちに泊まりにきてください)なぜなら、姑さんは1時間に約2−3回はトイレに行くのです。で、1回のトイレが20−25分…おわかりでしょうか。1日のほとんどをトイレで過ごしているのですが、それが本人にはわからないのです。

この他にも、様々なことはありますが(ドアノブをキッチンペーパーで拭かないと触れないとか、畳が汚いといってティッシュペーパーを一面に敷き詰めてしまって危険とか)もともとあった、このトイレの回数が異常に多い、と言う問題と、室内の様々な物品をスーパーのビニール袋に入れないと気に入らない、という件は一番顕著でした。大阪でのケアマネなどは、最初姑さんの部屋に入った時に、年中閉め切ったカーテンの部屋の壁にうずたかく積み上げられたビニール袋に入った衣類や雑貨にびっくりしていました…。

このようなことについて、けろけろも仕事上のことであれば「ああ、こういうケースですね」で済むのですが、やはり家庭内となると違ってきますね。何しろ、トイレットペーパーも1日に1個以上消費していて、あっという間にⅠパックがなくなってしまい、すごく不経済に感じたりするのですが、本人がまた「柔らかなペーパーじゃないと嫌だ」と言って、再生紙のを拒否して、買いに行くまでけろけろに夜中いいにきたりしますので(それで大阪にいたときは深夜、24時間スーパーにトイレットペーパーを買いにいったことも)とてもストレスでした。今もやはり、おととい買ったばかりのトイレットペーパーのパックが、今日なくなったりすると、なんだかなあと頭を抱えてしまいます…確認してみたら、1回のトイレでトイレットペーパーのロールの幅約1cm程度使用しているようなので(測ってはいませんが、目測で)そりゃしかたないわな、と思いますが…。

これが認知症の症状なのか?と思っていましたが、実際はむしろ精神疾患だったということがはっきりして、とてもすっきりした気分です。そうわかれば対応のしようがあるからです。なにしろ、すでにこの疾患は60年になりますので、一筋縄ではいかないなとわかるだけでもありがたい。

どうして介護家族の、それも最も近い者のいうことを信じてもらえないのかな、と思いますが(特に親戚とかね)今後の治療に期待しています。

 

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