ヘルパーステーションけろけろ 

身体障害2級のだんなさんと要介護3の姑さんと4人の子供たちと一緒に、大阪から宮崎まで引っ越ししてきました。家庭と介護と仕事など、様々な生活の記録です。仕事で訪問介護員をしています。

欲と生きる活力

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仕事で関わるケースで、こちらがなかなかのダメージを受けるケースもあります。

内容を詳しく話すことはないけど、ダメージ受けましたという姿勢で帰宅することも。やはり、人生の後半で思いもかけない障害を負われた方などだと、攻撃力も半端ない事がありますが、ヘルパーはもちろんプロですから(ヘルパーのね)そのあたりをかわす能力も養っています。ただ、私たちもロボットではないので、波状攻撃を受けると、どよんと撃沈されることも。もちろん家に戻るまではどよんとはしませんが、家で疲れが混んでくると、ふと、どよんどよんに。

ここ最近のどよんケースで主人に少し相談してみたところ、

「欲がまだあるから、家の外に出たくない、人と会いたくない、という方向になるのだ」といいます。

そうなんだー?

なんかびっくり。

ヘルパーに当たり散らしたり怒鳴り倒す方もよくありますが、そのあたりも聞いてみたら

「自分がかつて見下げていた人間に自分がなった、と思うと、怒鳴り倒したくなるもんだ」といいます。

ひとって、身体が動きにくくなったりして障害を負うと、いらいらしたりするやんね?そういうことやんね?と言ったけど、主人の場合は、先天性に近い障害者なので、見下げられていた立場、というところがあるのでしょう。

私としたら、生きる力と欲は密接につながっているんじゃないか、とも思うのだけど、ただそういえば、大阪で関わっていた重度訪問介護の利用者さんたちは、みなさん身体障害でも重度の方が多くて、ベッドや車椅子での生活でしたが、ただメリハリはついていました。生活のメリハリって、たとえば、予定がなくてもしっかり食事の時間が決まっていたり(これはヘルパーの入る時間をあわせてあることもありますが)着替えはしっかりされたり。逆に、人生の後半で障害を負った場合で、たまにそのあたりが障害を負ったショックからがっくり来てしまわれる方も多かったです。もちろんそうじゃない方もたくさんだと思いますし、自分や主人の見てきた世界や、関わった方々が全てではないと思いますから、これはひとつの意見として。

生きる力には、まっすぐに向いた心持ちが必要で、そこには生きたいという欲も必要だと思います。

でも後ろ向きになった時の欲は、かえってその人や周りの人を傷つける欲なのかもしれません。

さあ、明日もなかなかハードなケースが待っています。

本当のプロは、受け止めすぎずに流すこともできるはず。

むやみに相手の気持ちに流されずにヘルパーをいたします。

 

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