ヘルパーステーションけろけろ 

訪問介護員。介護福祉士。IUGRによる帝切含め、帝切4回。要介護3の姑を在宅介護。

介護孤独からご機嫌な介護生活へシフトしたい決意

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日中も晩も姑さんはトイレに通い続けています。

その度に「けろけろさーん」と呼ばれますが、これは歩行介助ということではなくて、ベッドから起こしてほしいというのと、はいたまま寝ているズボンを脱ぐのを手伝ってほしいということ。

姑さんは、おおよそ61年前からの強迫性障害がありますが、私はこの病気のおおまかなところしか知りません。お医者さんに聞いたり、本やネットで調べたくらいの知識なので、他の患者さんたちの症状については全くわかりませんし、実は同じ疾患の方にお会いしたこともありません。なので姑さんの症状についてしかわからないのです。

姑さんの場合は、認知症にもよくみられる一種のこだわり、が、とにかくとてもたくさんありました。これは結婚後すぐに気がつきました。ただ、家族というものはある程度の慣れと許容を持っているもので、主人の家族は、まだ姑さんが現役だったころには、潔癖性で気がつくひと、くらいの認識であったようですし、実際にそれくらいでごまかせていたようです。ただ、おそらくこの疾患のためですが、他人の清潔意識や行動に果敢に口を出したり叱責をするために、仲良しがほとんどいないことがあげられます。

 

昨年の春に腸閉塞で緊急で手術していただいた為、便秘になることが危険因子とされており、内科医のほうからは(もともとは入院中の大阪の外科→それから訪問医→そして今の宮崎の内科医)調整しながら、ということでの下剤が複数出ています。それをああでもないこうでもないと言いながら使用していますが、まず第1に、腸の力がほぼなくなってしまっているため、自力での排便ができなくなってしまっているようです。そのため、下剤に頼るか、浣腸か、に二択ですが、やはり下剤のほうが手軽だし本人もいいし、と下剤になっています。

 

さて、下剤のコントロール、これは難しい。ほんと大変。下剤を服薬するのは認知症患者ですので、これがまた難しい。本当に試行錯誤の1年以上でした。(手術は昨年4月)

 

ただ、もともとあり得ない回数だったトイレ通いが本当にますますあり得ない回数になっていて、この話をすると、まず十中八九は、「お嫁さんがオーバーだ」ととらえられます。もう慣れました。笑 1度うちに泊まりにいらっしゃい。

 

1時間におおよそ5−6回通っています。その度にほぼ1週間以上着たままの服装(上・長袖肌着2枚にセーター、たまにジャケットつき。下・長パッチ2枚に冬用ズボン・かつては靴下3足、今はなぜか靴下なし)で寝ていますが、ズボンを脱がないとトイレの床にズボンがつくから嫌だ、ということで、脱ぎたい。でも自力では脱げない。嫁を呼ぶ、ということになります。

 

これが、本人が寝ている時間以外ずっと継続しているのですが、行程としましては

1。嫁を呼ぶ

2。ベッドから起こしてもらう

3。ズボンを脱ぐ(冬場は上に来ているジャケットも脱ぐ。そのまま寝ているので)

4。肌着のままでトイレに向かう。ほぼ3m。

5。トイレに入るがドアが開放のままなので、困る時は嫁が閉めに行く。

6。約10分経過

7。トイレから立ち上がりができない時は嫁を呼ぶ。だいたい10分以上入っていたら、立ち上がれません。

8。歩行するがへろへろになっている。

9。台所で手を洗う。キッチンペーパーかティッシュで拭く。(タオルは汚いということで)

10。ベッドに到着する。ズボンを脱ぐ為に嫁を呼ぶ。

11。布団をかけてもらうが、布団の上に洗濯済みの肌着やタオルなどを並べているため(安心感があるらしい)重いから、困っている。でもどけたくない。さらに困る。嫁が端っこに寄せる。なんとか寝る。

というのが一連の流れですが、

なんと、

この行程10の前か、11の前に、「けろけろさーん、トイレ!」というのが入るのがほとんど毎回です。

 

自室に到着後、主人が言うには3分で「トイレ!」となっています。

そして排泄はないことがほぼ8割程度。

 

身も蓋もない言い方をすれば、これが、介護施設内で介護職員であれば、給料が発生しますが、家族の場合は発生しません。当たり前です。

そして、介護離職の大きな問題になっていますが、家族が介護にあたった場合、その時間は本来は給与を発生させるべき時間となります。

 

ここに大きなジレンマがあるわけですが、経験上…

 

どれだけ、精神科医認知症をみてもらっている)や内科医に話しても話しても相談しても訴えても、事態は改善しません。

 

服薬が増えたり減ったりするくらいです。

 

ケアマネに月に1回の面談の際に(うちは姑さんに会ってもらってから、私が面談しています)訴えても訴えても、結局は、何もできません。

 

せめて祈って下さい。

 

昨夜は早めに(偏頭痛が起きないように)休みましたが、夜間に呼ぶ声があったようです。

 

主人が「ばあちゃんが呼んでるから行ってくれ」といいまして(主人はすぐに立ち上がれないのです)

 

トイレに(って、私たちが寝ている居間のふすまを開けたら約1m前がトイレのドア)いる姑さんが、呼び続けていて

 

「トイレットペーパーを下に降ろしてほしい」とのこと。

これは頻繁に起こるのですが、何しろトイレの回数が1日に30回くらいの姑さんで、トイレットペーパーが足らん。でも気をつけてペーパーのストッカー(布製)に1個入れてますが、姑さんの場合は、そうじゃなくて、トイレットペパーホルダーにないといけないんじゃなくて!笑 

 

トイレットペーパーが(つけてあるもの)残り厚さ5cmくらいになると不安が増大して、人を呼ぶのです。

 

これではトイレ1回に足りないからなんとかしてくれ、ということです。

厚さ5cm、はあまりに頻繁なので、1度計測しました。

 

残りこれだけあってだめですか、いうたら、だめでした。

こんなん足らへん。なにいうてんねん。あんたは汚い好きやからな。と言われるので、

あらまあ、とストッカーにもう1個入れる。

 

これが深夜に起こっているわけですが…

さすがに眠いわ。笑

 

昨晩も同じ現象だったから、

「これ足らんですか」聞いたら

「足りるわけない」いいますので

本体のペーパーも新しいのにして、ストッカーにもともと1個入れてあるから

「ささ、これで大丈夫!」言うたら

 

そのまま自室に行こうとしているので

 

ええっ!!トイレは!笑

 

言いましたら

 

「みんなが困ると思うからあんたに入れてもらおうと呼んだんだ」

 

夜中の〜3時ですがな〜笑

 

さすがに主人が

「ひとのこと考えんでええから、トイレ済んだら寝てくれ」言うてました。

 

でも、ズボンがあるやろ、夜中は忘れてることも多いけどさ。笑

 

ショートスティの際にはここまでのことは起こっていません。

ではショートをロングに(笑)するのか、施設入所なのか。

 

けろけろの考えでは、この手の利用者さんは、

 

やられると思います。

いけず。

けろけろは、たくさんの施設でそういうことが行われているのを、現場で見てきました。考えもつかない酷い目にあうということが、この世の中にはあります。

そこにはやりたくない気持ちがあります。

 

でも、姑さんのことだと、実際に今までもいけずにあうことが複数回ありまして。

だって、すごーーーーく手間がかかります。

 

ディでの入浴の時も、足拭きマットが他人が1度踏んだものはだめだといいはって、浴室から出ない。これは自宅からの自前を持参することでなんとか解決してもらった。

 

トイレの度にあれこれある。これはだんだんと皆さんわかってきて、連絡ノートがきつくなってきている。慣れてくるといろいろわかってくるのだった。

 

施設に入るといっても、貧乏な上に、姑さんは年金が他の方よりも少ない事情もある。あら困った。

 

もちろん、今後どのように検討するかはわかりませんが、

 

こういう…ああ、もう何を言っても誰に言っても、結局は、介護保険料を支払え!以外の通知はこないじゃないか、という絶望が

介護殺人を呼ぶのじゃないかなと思わせるのでした。

 

この症状、認知症からなのですか、強迫神経症なのですか、という質問も、結局は医師から明確な答えをもらえない。もちろん現場を見ていないからなのでしょうけれども、かなりの情報提供をしてなおかつそうなると、困ったを通り越して、もういいや、になりそうです。

 

さて、今週末から姑さんはまたショート予定です。私たちが県外に出るためです。

 

ショートの間は楽しいイベントもある様子で、今回も(家族は)喜んでいます。

ショートから戻ってのストレス発散がもう大変になるので、注意したいと思います。

 

先日からも、食事を食べずにあんぱんを食べ続けて口内炎をこしらえてしまい、入れ歯が痛くて食べられなくなったのに、あんぱん以外食べないと言い張り、昨日などついに夕方、あんぱんを5個中、3個食べていて、さらに夜間にもう1個食べた様子、そして今朝も食べようとしたから、主人に「ご飯が先でしょう!」と言われて、怒りだしてました…あんぱん…でも隠すと探してまた大変なのよね…

 

いやー…

 

ショートのあとはいつも大あんぱん祭りだからなあ。気をつけようっと。

 

介護の孤独について語ってみたが…

 

気がついたら

 

こんなして書いてるわけやし、

 

けろけろさんは、孤独とは縁遠いな。笑

 

ありがたーい。

 

みんなが「祈ってるよ!』「いつでも相談にのるよ!」(そういわれるとマジで電話してます)

言うてくれるしな。ありがたいわ。

 

世間一般的に介護状態を語ってみました。

 

まあ一時の浣腸まみれを考えたら、まだましなのかしら。いや…違うな。笑

 

けろけろの食事中に毎回排泄臭がすごいのも愛嬌かもしれないが、

自分の心地よさを考えていこうとも思い始めています。

 

介護者の精神安定がまず第1。

 

共倒れ回避。

 

介護者が

「わあーいご機嫌さんや!」という暮らしにシフトしていきたいと思います。

 

まずは、姑さんが触らせなかったあれこれの掃除など。

そのあたりから。台所品とかもね。

 

ご機嫌を目指そう。

 

ご清聴ありがとうございました。笑

 

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