ヘルパーステーションけろけろ 

身体障害2級のだんなさんと要介護3の姑さんと4人の子供たちと一緒に、大阪から宮崎まで引っ越ししてきました。家庭と介護と仕事など、様々な生活の記録です。仕事で訪問介護員をしています。

訪問介護にのめり込むおばちゃんたちは存在するのだ

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けろけろが勤めている事業所で、月イチのミーティングがありました。

 

まずは、「介護予防・日常生活支援総合事業」について。

 

要支援1・2の方々が関係がありますが、認定調査の更新時までは、現在のホームヘルプとディサービスについては「介護予防サービス」、更新を迎えた後は「第1号事業の介護予防訪問(通所)サービス、として提供されます。

 

これにより、けろけろたちが記録している用紙(日誌とかテレッサとか伝票とかよばれるもの)に新しく「総合事業 訪問型サービス Ⅰ Ⅱ Ⅲ」という部分が入りました。

 

現在サービスを行っている要支援1・2の方々については、認定調査の更新時に、要支援1・2に認定されたら、再度、契約書の取り直しや計画書の作り直し、あとはけろけろたちに関わる、実施記録のつけ方、があります。

 

ああもうなんだかなあ!と思ったら、お近くの地域包括支援センターへ。または市の介護保健課へどうぞ。しっかり説明してもらってね。

 

ところで、上の話が前半ね。

 

後半は登録ヘルパーの大先輩が準備された「認知症ケアについて」でした。

ロールプレイングも交えながらのお話で、わーさすがにすっごーい!ベテランさんなだけあって、経験からのお話などもあって、良かったです〜

 

さらに、なにしろその場にいてるのが、おばちゃん(けろけろ含む)が大多数だったのですが、今日のケア終了後にミーティングのために事業所に来てもいいよ!くらいの方ばかりなので(事情がある方もありますが、だいたいは来たくない人は来ない)話の途中でも盛り上がりました!

 

そういう経験わたしもあるある!とか

あのケースのこれこれはちょっと相談したい!とか

認知症は奥が深い!とか

ちょっと社長にはこれは言えないわね!とか(社長も聞いてるし。笑)

 

今まで出会った、認知症の利用者さんとの思い出…というか、こういうことあったよね、のお話の時は、相当盛り上がりました!

 

特に、今まで自分がケアに入ったり(サービス提供)身内にいた認知症の方のBPSD(行動・心理症状)についての実例発表!は盛り上がることすごい!

 

いわゆる認知症の中核症状は、記憶障害、見当識障害、理解判断力の低下…などなどですが、BPSDは、妄想、抑うつ、興奮、徘徊、幻覚、暴力、暴言などなど…そう、つまりダイレクトに「これについて、困ってまーす!」という内容。

 

今日集まったおばちゃんたちは皆さん元気すぎ、同行の時も気合い十分、人生の先輩として尊敬できるまさに猛者ですが、とにかくヘルパーをしている年数も多いし、様々なケースでの思い出…出来事も語ってくださって、さすが先輩方は違うわーという感じでした。

 

先輩ヘルパーさんがご用意くださったコピーを全員で読んだり、実際のケースでこういう場合はどうしているか、どうするべきか、事業所としての対応はどうなるのか、なども確認しましたが、最後に、その先輩ヘルパーさんが

 

「やっぱり、『基本的にホームヘルパーはまずは丸ごと受け入れ、否定をしないことが大切です』これにつきるよね!私たちは、どんなに壁中が便で塗りたくられていても、全身が便まみれであっても、ディの送り出しにはきちんと間に合うように支度して行くし、ご本人の尊厳も大切にする。そして、あらーって思う事があっても、とにかくその人を丸ごと受け入れていくことで、信頼関係を築いて行く。これが訪問介護だよね!」

 

と言われてまして、みんな大きくうなずきました。

 

たまに訪問介護で働きたいけど、身体(生活援助に対し、身体介護は時給が少し高い)だけしかしたくない、という方もありますが、それについても、今日はおばちゃんたち全員でブーイング。

 

私たちは、身体介護だけ、給与だけ、ではなく、生活援助の部分も大切にしていって、在宅での全体像をつかんでいく、お金のことだけではやっていけないのが訪問介護、という話になりました。

 

どんなに技術があっても、生活も一緒に俯瞰で見れなかったら、訪問介護にいちゃだめだよね。そんな方向性で、おばちゃんたちは熱く語る!燃え上がる!

 

けろけろもそうですが…

 

収入の面で、やはり特養や老健に大きく負ける訪問介護。サービス付き高齢者住宅(サ高住)での訪問介護であれば、時間をロスすることなく、びしびし訪問できて、相当な金額を稼げる場合もありますが、通常の訪問介護の登録ヘルパーではそんなことはまずないし、特に宮崎のように車で移動するのが普通の県においては、やはり自家用車のメンテなど、むしろ出費が多くなりがち。

 

それでも訪問介護にいるひとたちを、暇人だとか物好きとかいう人たちもいるけれど、1対1での介護、濃い人間関係を作り上げながらの介護にのめり込むおばちゃんたちは、存在するのです。

 

認知症ケア、難しいね。正解がわからないケースもあるよね。

 

でも、よーく考えたら、ヘルパーさん自身が60代になっていても、仕事のことに熱心に取り組めて、同じ志の同僚と話ができるって、これってすごくないかなー

 

結局、自分たちが1番お得なんだ!とはっきりわかりました。

 

誰かのために一生懸命。

本当は時間すぎてるけど、高熱を出して寝込む独居の方の手をふりほどけず、15分オーバーして泣く泣く退室してくるヘルパーさん。

 

心を鬼にして、これはやったらいかんことだよ!と話をしてくるヘルパーさん。

 

ドアを開けたら、利用者さんがこと切れていた、そんなことに遭遇しても訪問介護にどうしてもいたいヘルパーさん。

 

のめり込む、わたしたちです。

 

明日もがんばろう。

 

利用者さんたちが、待ってる。

 

写真は、せっかく宮崎にいるのだからと、お初に作った冷や汁

 

きゅうりのスライス、すりごま、大葉を乗せてみました。

 

みょうがもあったほうがいいな。主人は七味かけて食べていました。

 

うちのちびっこも、大好きな感じの食事で完食していました!

 

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