ヘルパーステーションけろけろ 

介護福祉士です。訪問介護しています。重症妊娠中毒症による子宮内胎児発育遅延で緊急帝王切開してから出産の度に帝王切開しました。小中高大4人の子供、身体障害者の夫、要介護3で認知症の姑さんがいます。大阪から宮崎への引越しと、そのあとの毎日の記録です。

姑さんの認知症は進み、投薬は減薬になった

f:id:kaerunorinchan:20170617012920j:image

 

木曜日は月イチの姑さんの精神科受診日でした。

こちらで認知症強迫神経症、両方を診ていただいています。

今回、受付時にお伝えして、先に姑さんと一緒に診察室に入って様子を医師に診ていただき、
その後、私だけが医師とお話することになりました。

姑さんは、やはり医師の前で「なんだか悪口っぽい」という話が出ると怒り始めて診察が厳しくなります。
そこで、大きな変化などが会った時は毎回このようにお願いしています。

今回、このひと月での変化、またショート先であったナースコール連打や痛みの訴え、内科と消化器科で診ていただいたけれど、特に痛みがあるような疾患は見当たらなかったことなどをお伝えしました。

またディサービス以外の日は、日中ほとんどベッドで寝てしまっており、昼夜逆転もずっと続いていて、ベルソムラを就寝前に服薬しているけれども、やはり効果はイマイチな気がしている…なども。

医師からは、まず

認知症は進みました。」
ということでした。

そうですよね。そう思います。

一気に「失認」が増えてきています。
物事のやり方がわからなくなっています。

次に
「痛みの訴えは、不安感から来るものだと思われます。」
ということでした。

そうなのですねー訴えていることで、本人は痛みを感じているのでしょうが、
身体的な症状はないのです。

「ナースコール連打や他人の(ショート先で)部屋に入ったりするあたりは夜間せん妄が出ていると思われますが、これはベルソムラ服薬の影響もあるかもしれません。なので、一旦中止し、現在朝晩のみ服薬しているチアプリドを就寝前にも服薬にしましょう。」
とのことでした。

夜間せん妄はもうずっとですが、状態はやはり悪化していっているように感じます。

さらに、夜間のトイレ通いもさらに頻発していて、その度に、ズボンを脱いだり着たり、上着を脱いで着て、その順序がわからなくなり、どうしようもなくなって私を呼ぶ、ということが頻発してきています。

こうなると、ではいったい在宅では介護はいつまで可能なのか、となるのですが、私自身、自分も介護職として見てきたことを総合すると、在宅を中止する場合には2ケースあって、まずは介護者が経済活動を行えなくなる状況が生まれる事。つまり介護離職に追い込まれ失業になる、というようなことです。

次に、身体的に被介護者が在宅が難しい状態になること。たとえば、介護者への暴力、異食(壁や便を食べたりしてしまう)、徘徊などの24時間誰かの見守りが必要なほどの状態になっていること。

この2ケースで在宅介護から施設入所へ移行すると思われます。

ただし気をつけてほしいのは、在宅だから良い、施設だから悪いというような間違った認識は持たないこと。

たとえば、実際に私が入っていたケースでもありましたが、在宅介護とみて実は実子から虐待を受けていて(身体的虐待)さらには年金もすべて搾取されている(経済的虐待)ケース。これなどは、早く分離させなければ、被介護者の生命を危険にさらすことになります。私たちには通報の義務があり、実際に分離になりました。

また施設入所だから悲しいとかそういう事も間違っています。

人間は様々な人がいて、適応能力も様々です。

認知症であるから施設に入る事が、全ての方にとって悲しいことかといえば、それも間違っています。

食事の提供、安全の確保など、様々な要因で、施設がベストという方ももちろんあるのです。

ただ、見極めはとても難しいと考えます。

特に、在宅で同居していた血縁者が納得しているのか、そのあたりが問題だと思われます。

うちの場合は、まずこの血縁者である主人の気持ちを第1に考えています。
ここのところ、ほぼ連日主人とはこの問題について話していますが(車に乗った時など)
やはり主人の場合は、障害児である自分を育ててもらったということが大きくあって、できる限りのことをしたい、でも実際には主人はほぼ身体的介護を手伝う事は不可能である事(一緒に転倒してしまうため)、嫁が介護をしないと在宅は無理、けれども嫁は仕事をしなければ収入が得られず、そうすると4人の子供の学費をどうするのか。

つまり、うちの場合は、経済活動と、被介護者の状況、どちらも微妙に引っかかっています。
さらに、他の介護家庭にはあまりなさそうな(いや、あるところもありますが)血縁家族が障害者であるということ、また多子の家庭であることなど、マイナス要因がたくさんあります。

それではすぐに在宅介護を中止するかというと、現在はそういう方向にはいっていませんが、主人の中では、これ以上認知症が亢進し、徘徊やせん妄が強くなり、嫁が24時間体制に入ったら、施設入所も検討という方向になっているようです。ただ、その場合、姑さんは事情があり年金額が通常よりも少ない為、施設もどうなるだろうかという心配は残ります。

どちらにせよ、その時その時のベストを祈りつつ選択していくということでしょうか。

おそらくは、ショート先や夜間に
「困ったー」と思っているのも姑さんで、
でも誰かを呼ぶのに
「息子は疲れているから(といつも言ってる)かわいそうだし、
そうだ、嫁がいたわいな」
となって、
「よめー」と呼んでいるのでしょう…笑

嫁、体力だけは自信がありますが(笑)
金曜の仕事の前に主人にそう話したら
「お前、そういって去年の春は突然大出血で入院したやろ!
あほいうな」と言われてしまいました~笑

そうだったわ。笑

私たちは、今回、精神科のほうに話してみて、減薬になったのはよいことであろうかな、と考えています。

医師の話では、この半年で体重が約3kg減少していて、それは認知症であんぱんしか食べなかったり、口内炎ができたと言って、食べが少なかったりだったこともあるのですが、まずは内科から出していただいている経管栄養剤「ラコール」を1日に1食は飲む事。内科のほうでは、1日に2食でもいいですよ、とすら言っているので、それも可とのことでした。

体重減少が認知症の亢進につながることもあるので、まずは、薬を増やすよりも、食事をとれるようにして、体重を少しでも戻し、現在の状態を維持して日常生活を安心して過ごせる方向に持って行こう、ということでした。

こちらの精神科医は、ご自身のお母様が認知症になられたことで認知症専門ディを始められたり、様々なことを市内でもされていますが、投薬をあまりどんどん出さない医師なのだそうで、私も、もうここまできたら認知症の方が多く服薬されているアリセプトがどうのじゃないな、と思っていたので、今回も減薬でいってみようと思います。

毎月変化していく姑さんの認知症

対応ができるのか、家族。

仕事はどうなるのか、嫁。

といったところでしょうか。

応援を、ありがとうございます。
そして、お祈りを感謝します。

写真は、金曜日に朝イチケアから帰宅後作った姑さん専用のりんご煮に、はちみつを少しかけたもの。相当好評でした。このあと、すぐに午後の2ケアに言ったのですが、その前もずっと姑さんはこれを食べていました。認知症になってからは、本当に甘い物が好きすぎる姑さんですが、お菓子系ではなく、お惣菜で甘い物を補給してもらおうかと考えています。

がんばれ、嫁。

 にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護(個人)へ

にほんブログ村

 にほんブログ村 介護ブログ 障がい者福祉・介護(個人)へ
にほんブログ村


福祉・介護 ブログランキングへ