ヘルパーステーションけろけろ 

身体障害2級のだんなさんと要介護3の姑さんと4人の子供たちと一緒に、大阪から宮崎まで引っ越ししてきました。家庭と介護と仕事など、様々な生活の記録です。仕事で訪問介護員をしています。

看取り士講座 1日胎内体感を受けてきました

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今週の日曜日、早朝に宮崎を出て、大分に向かいました。

 

看取り学の初級・中級は先日同じ大分で受講しました。

その続きでの「1日胎内体感」を受けることに。

 

最初の看取り学受講でお会いし、初級を教えてくださった看取り士さんが迎えてくださいました。とてもソフトな素敵な方で、カナダでの看取り士養成講座の様子などもあとで教えてくださいました。

 

今回受けた「胎内体感」とは、看取り学を作られた柴田先生が学ばれた「内観」という手法に、看取りの経験をあわせて作られたものということでした。特に、自身の母親との関係性について体感することになります。

 

私自身は、実母と年間を通して生活を一緒にしたのは、小学校6年生までになります。その後は寮生活を8年続け、就職、結婚となりましたので、両親との生活は他の方よりは少なくなります。ただ寮生活をしていくうちに、反抗期で何かをぶつけるというようなことよりも、少ない休暇中に仲良くしましょうというような感じを持って行ったように憶えています。

 

最初に看取り士会のサイトで拝見した、胎内体感の感想などでは、少しごたごたがあった親子関係がとても良くなったということがあったりで、そうなのかーこちらの受け止め方が変わるのかな?それとも俯瞰で物事をみたりとかなのかな?と思っていました。

 

また、体感(内観)がわりと長時間なのだけど、いつもの疲れが出てしまって、寝てしまうのじゃないかしらーとそればかり心配していました。

 

結果から言えば、寝ませんでした。(たぶん。)

 

ある方式を用いて、実母について向き合う時間を持ったのですが、不思議なことに、私があれこれと考えているうちに、「ああ、色だ、色彩だ」と思うようなことが次々に出てきて、細かな思い出のようなものですけれども、本当に鮮やかに思い出しました。

 

小学校から下校して1番にお風呂場に見に行くと、いつも湯舟に張った水の上に浮いている、真っ赤なトマトとすいか。当時、私のおやつはトマトで、塩を少しふって食べていました。

 

母がミシンで縫ってくれた、私と妹のおそろいのジャンパースカートと、胸元のひまわりの刺繍。あれ、黄色が鮮やかだった。

 

風邪を引いた妹に浅田飴をなめさせた割り箸と、それを照らしていた小さな裸電球のオレンジ色。

 

どんどんと色彩が深まって、自分を取り囲むような感覚に落ちていきました。

 

もともとキリスト教でも瞑想を深くすることがありますし、そのような体験会もありますし、自分たちの教派では、他国にそのための専門施設もあって、内観法と同じ形での研修もありますので(主人が数回受けています)知ってはいましたが、自分自身が受けた事はなく、またこのような感じになるとは想像していませんでした。

 

軽く瞑想状態にあったのではと思います。

 

自分が自己暗示にかかりやすいかどうかは別として、外界との音や光などを遮断してからの過去との向き合い、というものが、自分を違う方向から見つめ直すことにつながるのだということでした。

 

そして、自分を様々な他方向から見つめ直すことで、自分自身で間違いに気づいて過ちをただし新しい自分を作って行くことが、看取りの現場にはとても必要とのことでした。

 

最初不安だった、長い時間大丈夫かな…ということは、時間がびっくりするくらい早くすぎ、時計を確認するたびに、あらもう50分、あら60分経った…と思うくらいの速度で過ぎました。

 

母を思い出すたびに現れる美しいたくさんの色彩は、最後には虹のように感じて、ああ、良い子供時代をいただいたな、ありがたいな、と感じました。

 

体感の途中でふっと「ずっとこの中にいたいな」と思いましたので、やはり瞑想なのですね。

 

下に、下に、降りていくような感覚を持ちました。

 

かつて、子供時代にあったとても辛い出来事のために、「本当の自分」が「階段の下で」「泣いている」感覚を何十年かもっていたのですが、その後、泣いている自分を、小さな子供のイエスさまが一緒にほっぺをくっつけて座り、一緒に泣いて、一緒に階段を上がっていった夢を数回に分けて見たことで、悪夢から開放されたのですが、今回、再びその階段の下に降りた感覚がありました。

 

けれども全く怖くも恐ろしくもない、豊かな色彩の世界が待っていてくれて、「子供のイエスさまが一緒に階段を上っていってくださったんだ」と、大切なこともしっかり心に焼き付けました。

 

圧倒的に静かな、心を見つめる時間になりました。

 

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