ヘルパーステーションけろけろ 

介護福祉士です。訪問介護しています。重症妊娠中毒症による子宮内胎児発育遅延で緊急帝王切開してから出産の度に帝王切開しました。小中高大4人の子供、身体障害者の夫、要介護3で認知症の姑さんがいます。大阪から宮崎への引越しと、そのあとの毎日の記録です。

大好きな祈り~メノナイト救済セールにおいての祈り(2008,2017の再掲です)

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日経ナショナル ジオグラフィック社『世界の食を愉しむ BEST500』から引用

 

2月の記事ですが(さらにはもっと前に別のブログでも書いています)再掲載します。


ここしばらく、自分のキリスト教徒としてのあり方について考える機会がありました。

私には大きなことはもちろん、何か教会の中で指導するような立ち位置でもありませんし、かといって、信仰について、自分の表明を考えないといけないなあと思っていました。

そしてここ最近、自分の中で、神様にお捧げすることについて、ベクトルが内向きになってきていることを感じていました。

もともと内向きなのですけれども、もっと、本当に自分の隣の方、必要として下さる方(ご本人が気がついていなくても)などへの、接し方や、できること…させていただくこと、など。

以前から、よく考えていることでしたが、今回、しばらくぶりにこの祈りを読んで、

「ああ、私に与えていただいた気持ちや立ち位置は、これだなあ」と思えるのです。


これは今も持っているキルトの雑誌に特集されていた、メノナイト救済セールでの祈りです。


「メノナイト救済セールでの祈り」

「善意と美のタペストリーを紡ぎ出し、愛をもってこの世を織り成す神よ。この地球とそのすべては神のものです。私たちはそれを引き裂く破壊力の一部であることを告白します。私たちを元通り一つにし、今日捧げる糸を持って穴を繕い、この地球で分かち合う生命の縫い目を補強してください。キリストが私たちの生活に織り込んだパターンを知るにつれ、神とこの世における神の贖罪の一部となれるよう、私たちがもがき進むことをお許しください。
この世の擦り切れた所に新しいパターンを紡ぐという大きな夢を持って、このような機会を作ってくれた人々に感謝します。自らの時間を捧げてこの週末を可能にしてくれた多くのボランティアの方々にも感謝します。あなたから受けた愛を与えてくれる多くの手と心にお恵みを。皆の献身の結果であるこの催しに来てくださった皆さんにも感謝します。その体験を通じ、またここで出会う人々によって、神の織物の美しさと、その愛と恵みを垣間見ることができますように。この催しの収益がこの世の人々すべてのための恵みの織物を繕うのに役立てられますように。未だ成されていない紡ぎ、見出されていないパターンを求めることをお許しください。

さあ、この日のために祈ってください。私たちには神の存在と織りを導く優しい手が必要なのです。大いに喜び、笑うことをお許しください。そして私たちのものである美において、神の愛の真実に包まれることをお許しください。私たちの成すことと神の紡ぎがひとつになり、皆にわかるパターンを織り成しますように。縦糸に慈愛を、すべてに愛を織り込み、神の御名があがめられますように。紡がれたものとこれから織り込まれるものすべてに、キリストの名のもとに感謝を捧げます。アーメン。」2002年5月25日 カナダ・オンタリオ州・ニューハンブルグにおいての祈り

(2008年に一度書いたものを再掲します)

「やもめたちは皆そばに寄って来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたときに作ってくれた数々の下着や上着を見せた。」
使徒言行録9:39

ドルカスまたはタビタ(かもしか)と使徒言行録でよばれる女性は、生活に困っている人たちに、作った洋服などをあげて、その暮らしを支えるお手伝いをしていた方なのでしょうね。

この記事から、よく教会での家庭会や女性会、手芸会などに「ドルカス会」と名前がついていました。なんだか、この名称を聞くと、縫い物…というイメージがあります。

 

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(これは私が持っているアーミッシュキルトの本です。)


メノナイトというキリスト教の一派があります。わたしたちの教派とはわりと似通った部分もあったりして、わたしには親しみやすい教派でもありますし、また学生の頃に、学校(YWCA)のプログラムでカナダに短期ホームスティに行った時、わたしのスティ先は(多分、家の仕事の事から)ドイツ系メノナイトの家庭で、まさに質素を絵に描いたようなところでした。すばらしい~。(実は、ちょっとすごすぎでしたが…)


メノナイトは、アーミッシュとよく比較されますが、アーミッシュが、自分たちの信仰と生活を守ることに徹するのに対して、メノナイトは、それプラス伝道のために資金を調達するのだそうです。もちろん、メノナイトの中でも、4つの派に分かれていて、服装から生活までいろいろとあるようですが、一番固い、といわれる派も、有名なキルティングの仕事を通して、世界各地に献金をする働きを持っているようです。

パッチワークやキルティングをする方々には、手の込んだ、また美しい模様のキルティングのベッドカバーなどがよく知られています。


「パッチワーク通信」2003年4月号に、このメノナイトの住む、カナダオンタリオ州での「メノナイト救済セール」と言われる世界最大のキルトオークションについての記事が載っていました。日本からもオークションへの見学や参加者が行っているようですが、多数のメノナイト・アーミッシュが参加して、すでに40回を越えているはずです。(今年は多分ね)

記事の中にメノナイトがキルトを作る目的が書かれてありました。

「ここでは、二つの目的のキルト作りが存在する。家族のため、友人のため、つまり自分の周囲にいる愛する人々のために作るキルト。そして見も知らぬ誰か、世界中の不幸の渦の中に生きる人々のために祈りを込めて作るキルト。平和に張りを持つことのできる幸せをかみしめて、その思いを込めるキルト作りだ。」

この「メノナイト救済セール」では、収益金をユニセフを通して、アフガニスタン難民キャンプや、自然破壊を止める運動などに、送っているそうです。

クリスチャンとして、できることをする、という明確な姿勢がすばらしいなあ、と思います。 

メノナイト救済セールについてのホームページはこちらです。

 

www.ohiomccreliefsale.org

 

ここからは2017現在の気持ち。

私自身も幼少期には、本当にメノナイトの方々によく似た服装での礼拝参加など、なかなかきまりの多い中で育ったので、彼らの生活形態や習慣、信仰の守り方には違和感がありません。むしろ、幼少期からのそのような質実剛健な生活に心地よさを感じることも。でも今置かれている場所での主人の働きへのサポートについては、それだけではいけないなと思っていますし、多様性を大切にしたいし、多くの方に寄り添うという姿勢をまず考えたいと思っています。その中に現在の仕事(訪問介護員)も含まれます。仕事上はキリスト教について語るなどはありませんが(就業規則上禁止)私の介護のあり方、手指の使い方、語る言葉が神様を表していますようにと思っています。

それは利用者さんたちや近隣の方が、神様を信仰してくれますように~ということだけではなく、むしろ「その方に平安がありますように」という祈りが伝わりますように、ということです。あなたの最後の日々が祝福され豊かなものでありますように、今まであった過去のことはわからないけれど、最後に目を閉じるまで、苦しまずにいてくださいますように。あなたが全てを忘れても、私が少しでも憶えていたいから、一緒におらせてくださいと、伝わりますように。


そして、介護以外の日々の生活でも、

いったい何をどのようにできるかな…


そう考えて今までも、聖句スタンプを作り、それを貼った袋物やコースター、薬入れを作ったりして、教会に来られた方々、信徒さんたち、長欠者の方々、病欠者の方々や、ご近所にさしあげてきました。

それが自己満足に終わっていないだろうか?と思っていたのですが、

先日、都城の信徒さん宅を主人と訪問させていただいた時に、玄関に私の差し上げたものがあって
おおー、見て下さっているのだ、といたく感動しました。

玄関で、たくさんの方の目に触れるようにしてくださり、
それがひとつのメッセージになるように感じました。


宅配便の配達の方が、隣の方が、たまのお客様が、
そのお玄関で、聖句を読んでくださり、ふと何かを感じてくださいますように。

私は、その方々に、平安がありますように、遠くから祈ります。

小さな縫い物を通して、その気持ちを伝えたい。

糸に慈愛を。すべてに愛を。あなたに平安を。そして神様が崇められますようにと祈りにあるように。


小さな小さなもの、小さな小さな奉仕、小さな小さな針仕事。

だれもわからない、だれも知らない、大きなことはできない。

でもこれが私に与えられた祝福かなと思った次第です。

うれしいこと。

 

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都城の信徒さん宅のお玄関で。
貼ってくださっている四角の薬入れ。聖句つきです。

聖句スタンプを作っていて、とても嬉しいことでした。

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