姑さんの体重は、ひと月半で6kg増えていました。足取りもしっかり。院内移動、車椅子不要にも感じますが、姑さんは病院内は車椅子が好きです。長く歩きたくないし、しんどいのでしょう。
姑さんの体重増加の理由のひとつは、調整豆乳です。
経管栄養のラコールを、勝手に飲むから隠しましたが、探し出しては飲み、24個入り3ケースをあっという間に飲みきり、なんでないのだと怒りますので、色合いの似た調整豆乳を出してみたら見事にはまり、今度は日に1L飲み、無くなると買いに行くのをずっと要求しますから、なかなかこたえます。
夕方買ってきたのを、1時間半で1箱飲んでしまったり、夜間着々と飲んでいたり。
本人は飲んだそばから、忘れるから、さらに飲み…
ちなみに、食卓の椅子に座り飲みますが、椅子を引いたり押したりをわたしにしてほしくて、呼ばれます。「座れない!」「立てない!」と言いますが、深夜は自分でできています。
わたしが起きていると、してほしいというのが、たくさんあります。
長男(夫)には、何も頼みません。
理由は、頼んでも、まずしてもらえない、叱られる、身体障害だからかわいそう、などの理由らしいです。
今回、内科医から、「体重が増えて、宮崎に来た時の体重に戻ったのは良かったけど、このペースで増えるのは考えものです。ラコールも豆乳もほどほどに。」とのお話。
おかずも、たくさん食べていますし、以前みたいに、柔らかいない!と食べなかった食パンの耳も、鶏の唐揚げも、なんでもたくさん食べて、さらには、わたしがたまーに買ってきた小さなお菓子やおかずを「こんなものがあるが、これはなに」と見つけ(この言い方は食べたい時)あっという間に食べてしまいます。
増えて当たり前…
夫に、体重増加の話をしましたが、
「せっかく水分を取れているから」ということでした。体重…うーん。
…たまに買ってくるわたしの食べたいもの…食べられてしまって…と、少し悲しみましたが、すでに5歳児のような感覚…
難しいな、としみじみです。
わたしの食べ物を先に隠すかな…
やはり、立ち食いかな…
座りたい、ゆったり食べたい。
なんて、がんがん体重増加の姑さんが、がんがん晩御飯を食べるのをみながら、台所であれこれしています。